会社概要
染色が、社会を彩る価値を広げ、背景を知り、大事に長く使う気持ちを育むこと。
製造拠点が世界のより安い地域へ移り行く中で、私たちは日本だからこそできる「ものづくり」の最前線に染色技術を通して関わる事業を展開しています。
1901年から受け継がれてきた信頼と精神性を通して、この先にある心地良さや豊かさを生み出すものづくりを発信していきます。
VISION
社会を彩る価値を広げる
MISSION
研究と実験を繰り返し新しい価値創造をする
日々の業務の習慣の中から当たり前の中に潜む技術革新の兆しを見つけ、独自の加工技術で様々な事業領域に貢献していきます。常にプロフェッショナルとしての精神を磨き続け、イノベーションを起こす企業を目指します。
100年を越える事業の精神を次世代に引き継ぐ
明治、大正、昭和、平成、令和と元号が変わっていく中で、人々の暮らしを豊かにするものづくりに携わってきました。老舗企業の歴史が作り上げた伝統や精神を引き継ぎ、この時代の先にある新たな価値に柔軟に挑戦していきます。
地球環境の負荷を抑えた「ものづくり」をおこなう
使用内容と使用方法の両軸から、地球にやさしい染色事業会社として環境に与える影響と負荷を抑えたものづくりを行います。ものづくりで生まれる副産物のゴ削減や分別、再利用にも率先して取り組んでいきます。
代表者紹介
ごあいさつ
色は、人生の楽しみを広げる選択だから、肌触りも良く永く使えるものとしてひとつひとつの素材を丁寧に仕上げて作りたい。そんな想いから私たちの染色事業は生まれました。丸枡染色は、これからも長い歴史の中で培った研究熱心な姿勢と誠実な対応で常に新しいものづくりに挑戦していきます。
代表取締役社長
松川 和広
美術大学で現代美術、デザイン、写真を学ぶ。2005年、老舗の染色工場、丸枡染色株式会社に入社。インクジェットの加工現場とテキスタイルの開発に携わりアパレル企業への直販を担当。2011年自社の技術を生かしたファクトリーブランドmarumasu(マルマス)を立ち上げる。2014年より海外展開も始め国内外に発信をしている。2017年に代表取締役に就任する。
会社概要・沿革
会社名
丸枡染色株式会社
代表取締役社長
松川 和広
マツカワカズヒロ
創業
明治34年
設立
1951年
事業内容
染色整理加工・プリント加工
雑貨の企画、製造、販売
資本金
1600万円
従業員数
20名
住所
〒125-0052
東京都葛飾区柴又4-27-10
店舗住所
〒104-0061
東京都中央区銀座5-2-1
東急プラザ銀座3階-1
1901年
松川和蔵が東京都城東区亀戸4に丸桝友禅工業を創業。
1934年
代表取締役社長 松川啓三 就任
1939年
葛飾区柴又に新工場完成、移転
1951年
有限会社丸枡染色工場に社名変更
1967年
代表取締役社長 松川彰宏 就任
1969年
丸枡染色株式会社に組織変更する
1978年
公害設備(排水設備)完成
高圧染色機を導入
1982年
ボイラー排熱回収装置完成
1989年
本社事務所・新工場を開設
2011年
オリジナルブランド事業開始
・marumasu
・monomatopee
2014年
marumasu
・London Fashion Week公式参加。
・「more than project」参加
2015年
marumasu
・Maison&Objet 初出展
・TRANO FEMME初出展
2016年
marumasu
・銀座店直営店 開店
丸枡染色
・環境省エネ対応型ボイラ導入
2017年
丸枡染色
・代表取締役社長 松川和広 就任
丸枡染色の歴史
創業1901年
祝いの日の晴れ着
職人が東京友禅の技術を駆使して手仕事で1人の為の特別な晴れ着を染める。
亀有にあった工場で細幅のシルク織物に加工を行って中川の水で洗って絞り、3階まで吊るして自然乾燥をして仕上げていた。
人生の節目になる祝いの場で必要な衣装の製作で貢献をしてきた。
1948年
日々の暮らしの着物
戦後、柴又で工場を再操業。
江戸川で水洗をするようになった。
ドイツから機械を輸入し機械化に挑戦するも失敗して倒産する。再挑戦を繰り返し苦労の末、着物のプリントの量産化に成功する。社会や人の暮らしを豊かにするための努力をしてきた。
1989年
毎日着るカットソー(肌着)
洋服素材(ニット)への挑戦。着物素材(織物)からの撤退。量販店向けの仕事で終わらないほどの加工依頼で夜遅くまで工場の光が灯っていた。
反染めだけでなく製品プリントや製品染めなど染色技術を活用した挑戦に明け暮れる。そして撤退。霧状噴射洗濯機の特許出願など時代を先駆けた新技術への開発と革新を行ってきた。
無地染め加工を通して誰もが気軽に買える洋服の製品の一旦を携わり生活の発展に寄与した。
2005年~
より薄く軽い重ね着
国内生産比率が2%にまで落ち込み、日本だからこそできる技術革新が進む。これまでなかった薄くて軽いスーパーハイゲージニット、複雑な混率など独自の素材開発が増加。
新しい素材に対して既存設備や加工手段を模索することで量産化の成功した。生産の主力素材が変化していく流れに先駆けてデジタル管理や色測定器を導入、パソコンを使い加工データや人の経験をデーターベースで管理することへ挑戦をした。
脱産地を掲げ顧客の課題を専門的な経験を元に解決する仕事が増える。
2010年~現在
洗練された高級な日常着
編み立て技術とデザインが高度に融合された時代を先駆ける素材を中心に手掛けるようになる。顧客の要望に細部まで答える技術力に磨きがかかり培ってきた老舗の経験が融合していく。
日本だけでなく世界にむけて常に新しい挑戦をする企業の実験的な創造に必要な企業となった。
時代の一歩先の想像力から生まれた素材に挑戦する想像力と価値の実現を支える役割で社会をより面白くすることに貢献している。
2011年~現在
ファクトリーブランド開始
100年を越える事業で培った技術とデザインを融合したオリジナルブランドをスタート。
1次産業から6次産業化へ
デザインを経営資源として活用した「企画、デザイン、製造、販売」をする新規事業。
日本国内を中心に世界に向けて発信を行っている。
オリジナルブランド