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柴又の染色工場が発信するファクトリーブランド、marumasuから残布・ハギレのアップサイクルプロジェクト第3弾「ストールリボンの麦わら帽子」を限定販売。

更新日:2021年7月15日

創業1901年の丸枡染色株式会社(所在地:東京都葛飾区柴又・ 代表取締役 松川和広)はアップサイクルのものづくりとして「ストールリボンの麦わら帽子」を2021年7月16日(金)から販売を開始いたします。


丸枡染色のファクトリーブランドmarumasu(マルマス)は、ストールをつくる過程で出てしまうハギレや余った素材から新たな価値に再生するアップサイクルプロジェクトを2019年から行っています。

第3弾は創業120年を迎えた私たちの染色工場と創業100年を越える麦わら帽子工房の老舗同士が出会い生まれた麦わら帽子です。ストールを麦わら帽子に巻くことで伝統工芸品にサステナブルな発想を組み合わせた新たなアイテムを発表します。



伝統とアップサイクルの新鮮な組み合わせ



先人から受け継がれてきた形



今回帽子の制作を依頼したのは明治13年から続く老舗の帽子工房。この麦わら帽子は日本の農作業で古くから愛されてきた伝統工芸品で、日本人の丸い頭に合わせた成型やサイズ調整テープの仕様など常に進化を続けてきました。製造工程では7本の麦の茎を手で編み、ひも状にした1本の「麦わら真田」を円状に重ねながら帽子の形に縫製しています。しっかりと作りこまれた美しい造形と機能的な着け心地になっています。


同じものはひとつもないリボン



日本の伝統的な「染絣」から影響を受けmarumasuが2回の染めを組み合わせて新開発した「KASURI」技法を用いたストールを使用。先染め織とプリント技法を組み合わせ、糸1本1本の緻密な紋様の色合いが「麦わら」の素朴な質感に馴染んでいます。

薄く柔らかいガーゼストールを幾重にも巻くことで美しいシルエットと立体感を生み出しました。帽子ごとに巻き方を検証し、色の配置を確かめながら一点ずつ手縫いで仕立てています。

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